御手洗涼一は体が弱く長い間入院していた。
他人と触れ合うことが極端に少なかった為、
退院した後の学校生活でもうまく馴染めずにいた。

ある日、涼一は白髪紅眼の少女と出会う。
親しげに自分の名前を呼ぶ少女に見覚えは無い。

「またね、涼一君。また会いましょう」

そう言って彼女はそのまま消えてしまう。
そして、涼一が翌朝、目覚めると世界が一変していた。

『コミュニケーション』。
そのゲームの参加者しかいない世界で、
数人の参加者と会話し、相手のプライバシーを探るゲーム。
ゲームに勝てば、望みのものが手に入る。
ゲームに負ければ、世界から消される。

そして、『コミュニケーション』の幕が開がる―――